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実写で建設組(一部留守番)
リベンジのメガ様復活の所で置いてきぼりくらった建設組のちょっとしょんぼりんぬ(´・ω・`)なお話

編 集 ☆(何)

カタカナの半角を全角に直したので、これで前よりは見易くなったかと思われます・・・多分。



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・建設組
ロングハウル・ランページ・スクラッパー・ミックスマスター
あー・・・置いてかれちゃったー・・・
つーかはえーよ大将


― ― ― ―




それは海の底から現れた。

海底に蠢く闇の中から赤い一対の光と共に姿を現したそれは、海を裂かんばかりの荒々しさで一直線に空を目指す。
波間から射し込んだ光に反射してギラリと輝く様はまさに抜き放たれた剣を思わせる凶暴さで眼前に晒された哀れな獲物の脇腹を貫いた。
腹を切り裂かれ甲高い悲鳴を上げながら奈落の底深くに沈みゆく獲物には最早興味は失せたとばかりに見向きすることもなく銀色のそれは神秘とも言える早さでその身を変え――トランスフォーム――瞬く間すら与えぬ早さで空の彼方へ消え去った。








「・・・で、俺たちどうすんの?」

「メガトロン様はお一人で行ってしまわれたからな・・・」

そう言うとメガトロンの消えていった蒼空を見上げながらランページとミックスマスターは揃って溜め息を吐いた。

ローレンシア海溝に沈められたメガトロンを復活させるために集まったミックスマスター達の立てた計画はこうだ。
人間の操縦する船に建設機械にトランスフォームして船に潜り込み、メガトロンの沈むポイントまで向かうとキューブの欠片を手に入れるため別行動をしていたラウ゛ィッジと合流。
そしてその欠片を使いメガトロンを復活させ、甦ったメガトロンの指示に従い地球侵略を行うといったものだ。
なのに、何時間も揺れに揺られてやってきたというのに我らが破壊大帝様は復活するや否やオプティマスもビックリの早さで彼の師であるフォールンの元へすっ飛んで行ってしまったではないか。
ジェット機能のない自分達ではメガトロンのように空を飛ぶことは出来ない。ましてや相手はあの破壊大帝。仮にエイリアンジェットになれたとしてもトランスフォーマー随一の速さを誇るメガトロンについていける者などスタースクリーム達ジェットロンぐらい。とてもじゃないが自分達がついていけるレベルじゃない。




ランページは背中を海面に預けると大の字のままぼけっと空を眺めた。
まぁ、確かにあの人はジェットで俺達は建設機械だからしょうがないんだけどさ。でもなーもうちょっと気にしてくれたってもいいよなーここにくるまでずっとジッとしてんの結構キツかったし何より船が揺れたから途中で酔って吐きそうになって最後の方地獄だったもんマジでちょっとオイル逆流しかけたもん。

「・・・虚しい」

「言うな」

燦々と降り注ぐ太陽にチャプチャプと鋼鉄の身体に当たっては可愛らしい音を立てる波が心地好くて、いー天気だよなーなんて現実逃避を始めてしまう。
なんかもう復活ほやほやなメガトロン様の事とか、病み上がりなフォールン様の事とか、ここが海のど真ん中で乗ってた船はとっくの昔にどっか行っちゃった事とか、この後俺らどうするんだろとか、天気良すぎて実はちょっと眠たいとか・・・色々やることあるのになんだかどうでもよくなってきた。
第一、折角助けに来たのに労いの言葉の一つもないんじゃやってらんない。
折角全員とまではいかないがコンストラクティコンで復活を手伝いにきたというのに――ちなみにハイタワーは用事で手が離せないと言っていたが通信の向こうで「この泥棒猫!」とか聞こえたから多分昼ドラか何かだと思う。帰ったら覚えてろよ。

そんなことを考えながら、横目で装甲にくっついていたヒトデを裏返して遊んでいるミックスマスターを見る。
無表情で弄くり倒しているクセに"めっちゃ楽しんでます"オーラ見え見えなのがこのマッドサイエンティストが如何に性悪でタチの悪い奴かよくわかる。まったく、これだから科学者ってやつはドSでいけない。口の所に指を突っ込み"めっちゃ楽しんでます"オーラが倍増したところでランページは視線を空に戻した。こいつの一人遊びは長く見てるとこっちが病んでくる。

「・・・なーんか忘れてる気がするんだよなー」

ポツリ、呟いてみる
そういえば何か忘れてる気がする。多分、結構大事なこと。
弄るのに飽きたのかみょんみょんとヒトデを引っ張り始めたミックスマスターもつられるように首を傾げる。


何か、何か・・・・・






「お前らぁあぁああぁぁぁ!!!!」

「あ」
「おぉ」

なんだったかなーなんて蒼空を見上げながら思い出そうとブレインサーキットフル回転させていると、突如背後で勢いよく水中から何かが飛び出してきた。
ロングハウル――と肩に担がれたスクラッパーだ。

「お前ら今完璧俺のこと忘れてただろ!」

さっきのDr.スカルペルの命令でまさかの身内による解体ショーでバラバラになったスクラッパーが唯一残った右腕でロングハウルにしがみつきながら肩の上でキャンキャンと吠えたてた。威勢はいいが、ちょっと涙目だったりするところを見ると結構ショックだったらしい。
まぁ、確かに仲間だと思ってた奴にバラバラにされたら誰だってショックだ。でも、この中で一番小さいと言っても他のトランスフォーマーと比べたら十分デカいし、多分バラしても大丈夫だよなーという思いがあったのは皆同じ・・・でも置いてったのは流石にマズった。

「違うって!ただ、メガトロン様がすっげえ勢いですっ飛んでったからついてかなきゃって思ってだな」

「嘘吐け!無理だってわかったら即行寛いでたくせに!」

下から見てたからモロバレなんだよ!の言葉にグッと詰まる。すいません実は結構寛いでました。
だってセイバートロンに海なんてなかったもん。こっちも浮力調整してるけど液体の上に浮くとか初めてだからちょっとハメ外しちゃっても仕方ないじゃん・・・まぁ、置いてったのも引き千切ったのも悪かったと思う。今は反省している。

「スクラッパー・・・機嫌直せよ、な?な?」

「うるせー・・・ランページなんか嫌いだ・・・」

「スクラッパ~!」

拗ねたのかプイッとそっぽを向くスクラッパーにどうにか機嫌を取ろうとするも、ますますロングハウルの肩にしがみついて降りようとしない。力づくでもひっぺがしたいけどそんなことしたら怒って噛み付かれそうだ。
だからっていつまでも他の奴にくっついてる所なんて見たくもないし、剥き出しの配線や内部構造が丸見えなのもスパークに悪い。特に俺の。

「いや、悪気は無かったんだって!」

「あったら尚悪いわ!大体助けてくれたのもロングハウルだけじゃねーか!他の奴とか何!?俺のことほっぽって先行っちゃうし!何なの!?バカなの!?」

「死ぬの?」

「ミックスマスターはちょっと黙ってろ。ほら、メガトロン様復活したばっかだしさ、もしメガトロン様の寝起き悪かったら俺ら一人残らずスクラップだぜ?」

「だからってほったらかしはないだろ!」

「後でちゃんと迎えに行くつもりだったから!」

「俺が上がってきた時に"あ"って言ったの聞こえてたからな!」

「そっ、ん・・・なことは・・・・・・・・・ごめん」

「バカー!!」

ワッとますますロングハウルにしがみついて泣き出すスクラッパーにランページは頭を抱えたくなった。

「うぅ、俺の味方はロングハウルだけだよ・・・」

クスンクスンと啜り泣きながら辛うじて千切られなかった右腕でしがみつくスクラッパーをよしよしなんてロングハウルが慰めている。ロングハウルに下心なんか欠片も無いのはわかってる、わかってる・・・けど無性に気に食わないのはなんでだろう。

「・・・でもロングハウルだって千切っただろー」

「あのまま海の底でくたばるよりずっとましだ!」

キィ!とヒステリックに叫ぶスクラッパーとオロオロと狼狽えるランページ、そこに今まで傍観していたロングハウルが重い口を開いた。

「・・・お前が」

「え?」

「お前がいないと、合体出来ない」








「とミックスマスターに言われた」

「ミックスマスターかよ!」

「さっき通信でミックスマスターから"あのままスクラッパー置いてきたらデバステーターに合体出来ないから連れてこい"と言われた」

「え、パシり?それってパシり?」

「つーか通信するくらいなら何でミックスマスターが連れてってくれないんだよ!?」

「お前重いだろ」

「こん中で一番ちっこいから今こんななってんの!」

「生憎フラスコより重いものは持ったことがなくてな」

「こんな時に科学者設定フル活用!?」

ちょっとドキッとした――色んな意味で――スパークを宥めながらランページは無性に頭を抱えたくなった。このKYとAKYコンビを相手にするには最低でもツッコミが二人は必要だというのに生憎この場には自分しかいないという事実。おっと、何だか急に頭が痛くなってきたぞ。

遠回しにめんどい発言したミックスマスターの手元にもいつの間にかヒトデはおらず、その代わり五本あった足のうち一本をぷにぷにと潰して遊びながらさも当然と宣うこの科学者はスクラッパーのバラバラ置き去り事件にはさして興味がないらしい。
むしろ、ヒトデをバラバラにするのに夢中な辺り余程ヒトデが気に入ったとみえる・・・あまり有機物が得意じゃない奴に見せたら卒倒しそうな遊び方だが。

「しかも理由が合体とか・・・せめて心配したとかバラバラにして悪気感じたとかさぁ!もっと何かなくない!?」

「・・・名前が短くなるとか?」

「デバステーターじゃなくてバステーターか」

「スクラッパーは右腕だからデバテーター辺りだろう」

「いや、案外デバスターかもしれない」

「上手いなロングハウル」

「最後のはある意味あってるけどね!?あってるけど釈然としないなもおおぉぉぉ!!」

あの周りにプカプカ浮いてる薄っぺらいのはやっぱりアレなんだろうなぁなんか前にネットで見付けた炭水化物と化学調味料混ぜて薄く引き伸ばしたやつみてぇなんて軽い現実逃避かましていれば、泣きながら手を伸ばしてくるスクラッパーに慌てて抱き留めた。危ない、もうちょっとで海に落とすところだった。

「ランペ-ジー!」

「おーよしよし。おいロングハウルもミックスマスターもスクラッパー苛めんなよな!」

「何でそうなる」

泣いてぐずる子供をあやすように抱きかかえれば胸に顔を埋めるスクラッパーに可愛いじゃねーかなんてだらしなく顔がにやけるのをロングハウルに呆れられてしまった。しょうがないじゃん、可愛いんだから。
慰めながら少し強めにぐりぐりと撫でてやれば更に甘えてくるにちょっとムラッときたものがあるも我慢我慢。ミックスマスターがロングハウルの方を意味ありげにチラ見しだしたところで泣き止んだスクラッパーをよいしょと抱え直した。イチャつくのは陸に上がってリペアして別行動取ってからだ。あの二人イチャつきだすと無駄に長いし。

「とりあえず、ここから一番違い海岸目指すか」

スクラッパーを慰めている間に岸を探したのかミックスマスターも弄り過ぎてくたくたになったヒトデの足をポイと投げ捨ててロングハウルの肩にしがみつく。どうやら移動しながらイチャつくことにしたらしい。
目の前で早速甘い空気を振り撒き始めたバカップルに見ないフリを決め込みランページも移動するためにスクラッパーを背中におぶると、うっかりずり落ちないようにウィップで自身とスクラッパーの身体をくくりつけた。首にしっかりと回された腕を安心させるようにポンポンと叩けば僅かに力が籠る。

「陸に上がったら身体治してやるから・・・だから機嫌直せよ?」

「・・・ワックスもつけろよな」

「もち」

漸くちょっとだけ――本当にちょっとだけ――機嫌を直したスクラッパーにさて、どうやってご機嫌取りをしてやろうかなとブレインサーキットをフル回転させながらランページ達はその場を後にした。












「オ前ラァァァ!!!!後デサウンドウェーブニチクッテヤルカラ覚悟シトケヨオォオォォォ!!!!」

「グルル!」


― ― ― ―


我が家の建設組事情

・ランページ×スクラッパー
若い子カップルでちょいデレ×ちょいツンなカポー。
ランペのあのばよんばよんするフォルムが好きです。

・ロングハウル×ミックスマスター
Mr.KYとMr.AKY。
ミックが科学者らしいんでこれでもかってくらいヒトデ弄くり回してもらいました。腹の黒さはドロヘドロ。
ロングハウルのことは数少ない研究対象じゃないトランスフォーマーとか思ってるといい。多分メガ様とか一部のトランスフォーマー以外は全部研究対象。
ロングハウルは実は空気読んでないんじゃなくて面倒だから読もうとすらしないだけ。大事な時はちゃんと読みます。本気だせば男前になります。そんな男前なところもミックは大好きです。


映画見てて思ったんですが、海への飛び込み方一つ取っても個性的ですよねー。
スクラッパーは一気に飛び込んでミックは柵に手ついて乗り越えてから。ランペなんて飛び込み前転かましてるし!あの飛び込み方は可愛かった!
後、船にラウ゛ィッジが乗ってきたときぶつかったのって確かランペですよね?
あれ見て「いってー!!ちょ、何で俺にぶつかんだよ!」「日頃の行いが悪いからじゃねww」とか妄想してごめんなさい(笑)もう何でこんなにネタが多いんだろうTFって(*´Д`)
でも、よく見たらスクラッパーよりミックとランペの方が小さいような・・・あれー?
小さい奴をころせー

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(非公開コメント受付中)

プロフィール

恵理

Author:恵理
好きな子ほど上手く描いてあげれないぶきっちょヘタレですm(_ _)m

ヘタレとツンデレに愛を注ぎつつ語ったり日記書いたりしながらちまちまやっていきたいなぁ・・・(遠い目)

最近の口癖は「ドキッとした」

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