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TF実写のウェイズ+ビーでほのぼのっぽいの
玩具見てたら羽根付きの子多いなーって思って書いたブツ。
やー結構gdgd(;´д`)オォウ・・・オチ?何それ美味しいの?

とりあえずウェイズとビーでほのぼのさせたかったからいいかー(ぇ)


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どうしよう、何かついてくるんだけど・・・。




サイドウェイズは困っていた。それはもう困っていた。
どれくらい困っているかというと上海でサイドスワイプに真っ二つにされた挙げ句、戦闘が終わるまで放置された時くらいには困っていた。
原因は簡単。ついさっき廊下で鉢合わせしてからずっとサイドウェイズの後ろを着いてくるバンブルビーのせいだ。
あんまり自然に着いてくるせいで追い払うタイミングを逃してしまってから一向に離れない黄色い彼に、俺なんかしたかなぁと内心ビクビクしながらサイドウェイズはNEST基地の廊下を歩き続けた。

自分より少し重量のある足音が自分が止まると半歩遅れて止まり、早歩きになればやはり半歩遅れて慌ててついてくる。いっそのこと全力疾走して撒いてやろうかとも思ったが流石にそれは大人気ない。

――だがサイドウェイズをげんなりとさせる原因はもう一つあった。

『(ニヤニヤ)』

『・・・何だよ』

『別に?なぁランページ?』

『あぁ、何でもないよなスクラッパー?』

『『(ニヤニヤ)』』

『(ム、ムカつく・・・!)』

それは行く先々で受ける生暖かい視線の連続である。

オートボットや人間、更にはディセプティコンまでがすれ違うたびに微笑ましいものを見るような眼差しで自分達を見てくるのだ。
中にはサイドウェイズに聞こえないようにわざわざ回線を繋いで話す者や何がおかしいのか笑いを堪える者もいた。
何だよ何がそんなに面白いんだよ他人事だからって笑うなよ結構怖いんだぞこれ!
相手から何の反応もない状態で延々と付け回されるとかホント怖いんだぞ!!
そんなに面白いのなら喜んで変わってやる・・・と思うも笑う相手がコンストラクティコンでは言ったところで聞きはしないだろう。
万が一逆ギレされようものならまず適わない。
ぶっちゃけ体格差からして掴まれた瞬間即アウトである。

・・・それにしても、モニタールームに立ち寄った際もオプティマスだけでなくメガトロンまで自分達を初孫か何か見るような目で見ていたのには驚いた・・・ちょっと怖かったのは内緒だ。




『もう、皆して一体何なんだよ・・・』

結局、あれからずっと基地内を歩き回ったサイドウェイズだが相変わらずバンブルビーはくっついたままだ。
最初こそ偶然道が一緒なのかとも思ったが、実を言うと今日は特に何もする事がないから基地の中をブラブラしていただけなのだ。
だからもし偶然なら途中で別れるなり何なりするのだろうけど基地を軽く一周しても一向に離れる気配がない。
用があるならとっくに向こうから話し掛けているだろうし、訓練の相手なら訓練所にアイアンハイドやバリケードがいたからそっちに行く筈。
第一、このまま行っても後は倉庫くらいしかない上に誰もいな・・・いや、もしかして、さりげなく人気の無い所に誘導されている?

『(まさかこいつに限って・・・いや、でもあのオプティマスの部下だぞ?)』

ここまで何もないと最早疑心暗鬼すら抱いてしまう。
あるはずの無い冷や汗が流れるのを感じる。

手頃な獲物を見付けると、さりげなさを装いながら尾行を行う。

ロックオンした獲物が疲れるまで追い回し、気付かれないように人気のない場所へと誘導する。

そして、誰もいないのを見計らって―――






顔の皮を剥がれる?


『ッ!!』

そこまで考えるとサイドウェイズは物凄い勢いでバンブルビーに振り返った。
その時の自分の顔は結構ヤバかったんじゃなかろーかと今でも思う。なんかもうあれだ初期の作画崩壊レベルだ。きっと近くに色違いのもう一人の俺とかいたんじゃないかと思うごめん自分でも何言ってんのかわかんない。

・・・兎に角、その時のサイドウェイズはそれくらい混乱していた。

そして振り向いた先のバンブルビーは漸く自分の方を向いてくれたサイドウェイズに、彼の混乱を余所に嬉しさを全身で表すよう背中に付いた羽根をパタパタと羽ばたかせた。


『・・・あ、』


もしかして・・・”これ”?

ご機嫌に羽ばたく黄色い羽根に、ディセプティコンの中ではかなり優秀な部類に入るサイドウェイズの思考回路が導いた考えにいやいやまさかまさかと思いつつも、彼の視覚センサーは相変わらずバンブルビーの羽根に釘付けだ。

『・・・・・・』

試しに、こちらもバンブルビーほど大きくはないが背中についた羽根をパタパタと動かしてみせる。
すると言いたい事がわかったのかパチパチと手を叩き更には親指まで立ててくれたではないか!

『・・・も、もしかして、俺の後ろくっついてたのって”これ”が気になったから?』

『”大正解!”、”いやぁお見事です”、”お揃いね私達♪”』

どうやらバンブルビーの羽根と俺の羽根は彼的にはお揃いらしい・・・なんだ、一体何の恨みを買ったのかとドキドキしたが種を明かせばなんてことはない、お揃いが嬉しくてくっついてきてただけなのか・・・だから他の奴らも何も言わず見てたのか。
更に言えばそんなお揃いな自分達と一人置いてけぼりを食らって困っている俺が面白かったと・・・そういうことか。

『・・え゙ぇ~・・・』

それに気付いたらなんかもう、一気に肩の力が抜けてしまった。思わず抜けすぎて上半身ごとぐんにゃりと項垂れても仕方ないってうん仕方ない仕方ない。
心の中で自分を慰めながら、力なく項垂れるサイドウェイズをバンブルビーが慌てて支えた。

『”どうかしたかいお嬢さん?”、”どなたかお医者様はいらっしゃいませんか!?”』

『いやいや大丈夫だから!さりがなく医者は呼ばなくていいから!』

『”遠慮しなくていいのよ?”、”何でも言ってくれ”、”君の為に何が出来る?”』

『ホントに大したことないから!!な!?』

ただちょっと、さっきまでの警戒していた自分が馬鹿みたいだったからとは流石に言えなかった。
だってなんかもう、アホらしすぎるもん。そりゃ皆笑うよ。

『あ~その、何て言うか・・・・・・うん、・・・一緒にオイルでも飲むか?』

心配そうにこちらを見つめてくる純粋な青い視覚センサーにちょっと申し訳ない気持ちになる。
考えてみればそうだよな、俺達ディセプティコンやどこぞの軍医じゃあるまいし、こいつがそんな事するような奴じゃないってことはここに住むようになってから・・・いやセイバートロン星にいた頃からわかっていたことだ。
自分の早とちりとはいえ、疑ったことに変わりはなく、サイドウェイズはバンブルビーに気まずさと照れでどもりながらもオイルに誘った。
すると誘われたことが嬉しいのかますます激しく羽ばたく羽根とノリの良い曲を流して喜ぶバンブルビーに思わず顔が弛む。

あ、なんかちょっと可愛いかも。

『”了解しました”、”早速”、”お茶にしましょうか”、”待ちきれないわ!”、”お父さん早く早く!”』

『わかったから落ち着けって!』

誘われたのがよっぽど嬉しかったのか待ちきれないと言わんばかりにサイドウェイズの手を掴み子供のようにはしゃぐバンブルビー。
ここまで喜んでくれるとは思わなかったけど、たまにはこういうのも悪くないかもしれない。

そう思いながらバンブルビーに手を引かれ、戻っていくサイドウェイズの羽根もいつの間にかつられるようにパタパタと羽ばたいていた。








『いやぁ癒されますなぁ』

『だな』

『・・・・・・』

そんな二人を見ながらスパークをきゅんきゅんさせてるポルシェとコルベットの頭を結構本気で引っ掴んでやろうかと背後の油圧式ショベルカーは悩んでいた。


+ + + +


玩具みたら結構羽根付きの子っていますよねーでもあえてウェイズそこは譲れない。

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プロフィール

恵理

Author:恵理
好きな子ほど上手く描いてあげれないぶきっちょヘタレですm(_ _)m

ヘタレとツンデレに愛を注ぎつつ語ったり日記書いたりしながらちまちまやっていきたいなぁ・・・(遠い目)

最近の口癖は「ドキッとした」

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