FC2ブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
M伝でホトラチェ
最近寒いのとM伝のアニメの設定集みたいなの読んでたら急にとっつぁんが恋しくなったので。
M伝のラチェットは他のラチェットより真っ黒率が低い気がする。

多分、
初ラチェ>>>>>>>>越えられない壁>>>>実写ラチェ>M伝ラチェ>>アニメイテドラチェくらいの差はあってもいいと思うんだ。
・・・いや、やっぱりもう一個くらい越えられない壁があってもいいと思うだってそれくらい初代のとっつぁんは真っkうわなにをするやめくぁwせdrftgyふじこlp

... Read more ▼
・ホトラチェ
甘えたいホトロ
最近寒いよね


― ― ― ―




眠りに就くまでの暇潰しにベッドで横になって本を読んでいたラチェットは入り口のロックが外れる音に顔を上げた。
こんな時間である。急患ならあらかじめ通信が入っているだろうから身構えなくてもいいが夜遅くに部屋に来るような、ましてやプライベートルームにまで入ってこれるような相手は一握りしかいない。


上官であるコンボイ、ジェットファイヤー、そして――


『ホットロッド』

『とっつぁ~ん』

開いた寝室の扉からヒョコっと飛び出した黄色い頭。
やはりか、と名前を呼べば嬉しそうにホットロッドが顔を覗かせた。

『こんな時間にどうした』

『へへ、寝かせて?』

寝室に入ってくるなりベッドサイドに両手と顎を乗せ小首を傾げたホットロッドにラチェットは呆れたように溜め息を吐く。

『子供扱いしたら怒るクセにこんな時だけ子供ぶるんじゃない』

『たまにはいいじゃん!な?な?』

『お前は寝相が悪いからな。明日目が覚めたら床の上なんて御免だぞ』

『超寒いんだって!こんなの一人寂しく寝てたら凍えちまうよ!』

『別に私は困らんが?』

『とっつぁんんんっ!』

猫撫で声でなおも食い下がるホットロッドにあっさりと切り捨てるもベッドサイドにかじりつき寒い寒いと訴えてきた。
いつもは太陽の光を反射して暑苦しいまでに輝いてみせる黄色い機体もこの寒さにやられてカタカタと小刻みに震えている。
確かに、最近少し気温が低下しがちで朝晩がキツくなったなとはラチェットも思っていた。
冷えた関節がギシギシと鳴る軋みと鈍い痛みは季節柄避けられないとはいえ、不快極まりないものだ。甘やかすのは良くないと思いつつ、そんな眼で見つめられたらついかまってしまいそうになる・・・まぁ、確かに今夜は特に冷えるし、寒さでオイルの巡りが悪くなって明日に支障を来すのも良くないし・・・・・・

『・・・大人しく出来るんなら考えてやらんこともない』

『マジで!っとと・・・・・・マジで?』

『よし』

『じゃあ、一緒に寝ていい?』

『・・・今晩だけだぞ?』

『やり!お邪魔しまーす・・・』

『どうぞ』

布団を捲り上げればホットロッドがそそくさと潜り込んできた。ラチェットの機体温で温められたシーツの中でもぞもぞとすり寄るとホットロッドは満足そうな溜め息を吐いた。

『ふー、とっつぁんあったけー』

『そいつはどうも。お前は少し冷たいな』

夜の冷気に冷やされたホットロッドの身体は仄かな温もりと共に僅かな眠気も奪っていく。
漸く微睡んだ意識が覚めていく感覚にラチェットはこれ以上冷めないようホットロッドの身体に腕を回し抱きしめてやった。

『寒い中我慢してここまで来たんだぜ』

『大人しく近場の奴で暖を取っておけばいいだろう。副司令だったら喜んで入れてくれるぞ』

『げ、副司令は勘弁!第一、そんなことしたら後で司令官に殺されちまうっての!』

ひぃぃ!と悲鳴を上げるホットロッドにラチェットは今頃ベッドの上で愛を確かめ合っているだろう上官二人を思い浮かべた。
暇さえあればいちゃいちゃ乳繰り合うコンボイとジェットファイヤーは最早サイバトロンの名物バカップルだ。以前、セイバートロンの防衛に当たっていたジェットファイヤーがコンボイ達地球側に参戦するべくやってきた時はそりゃもう凄かった。
長い間離れ離れだったのもあり、平気なフリしてかなり寂しかったコンボイと来る前から甘える気満々のジェットファイヤーのいちゃつきっぷりはセイバートロンに居た時の非ではない。
空いていた時間を埋めるように所構わず乳繰り合っては愛の言葉を交わすもんだから初めは見るたび顔を真っ赤にしていたステッパーも最近じゃ真顔で素通り出来るくらいには慣れてきて俺の初なステッパーはどこにいったんだとシルバーボルトに愚痴られたくらいだ。知るかそんなん。

『まったくあの二人にも困ったもの・・・ん?』

不意に、腰回りをさわさわと這い回る感触に眉間に皺を寄せた。見ればラチェットにかかるシーツの下で、モコッとシーツを押し上げ腰から腿に渡る辺りをホットロッドの手が行ったり来たりしているではないか。

『こら』

『へへ、バレた?』

『バレいでか』

尚も不埒な動きを繰り返すホットロッドの手をピシャリと叩く。それでも引き下がらない手はさりげなく撫でる位置を少しずつ下げていく。

『だってーこんなに近くにとっつぁんがいるってのにさぁ。ほら、据え膳食わぬは何とやらって言うし?』

『ほうほうそんなに蹴り出して欲しいか』

『わっ!じょ、冗談だって!』

あわよくばこのまま、と邪な期待を込めて更にすり寄るもぐりぐりと膝で腹を押され慌てて手を止めた。このままいくと本当に蹴り出されかねない。
それでも離す気はないらしく、逆にがっちりとラチェットの腰をホールドすると今度はどちらも何も出来ないくらい隙間なくくっついた。どうやら大人しく寝るのを選んだか、様子を伺うように見上げてきたホットロッドが可笑しくてラチェットは思わず吹き出した。

『ちぇっ、たまには甘やかしてもいいと思いますー』

『甘やかす代わりにお預けしていいんならな』

『ケチ』

『ケチで結構』

意地悪な口調とは裏腹に、ずれたシーツをホットロッドにかけ直すところを見ると、どうやら蹴り出される心配はなくなったようだ。
漸く温まった極楽から極寒の地に放り出されるのだけは勘弁、と機嫌の治ったラチェットに今度は安堵の息を吐くホットロッドの現金さに再び小さく吹き出した。

『そういえば、付き合ってすぐの時もお前は潜り込んできたな』

まだホットロッドとラチェットが付き合って間もない頃、なかなか進展しないラチェットとの仲に焦りを感じたホットロッドが一度だけラチェットに夜這いを仕掛けたことがあった。
ホットロッドくらいのそういった事に興味のある、所謂"お年頃"な時期はどうしても気持ちばかりが先走ってしまうもの。
自分はこんなにラチェットの事が好きなのに肝心のラチェットは仕事ばかりでちっともかまってくれない。
甘えてみてもつれない態度に何度枕を濡らしたことか。
どんなに必死にアプローチしても素っ気ない恋人に我慢出来ず、ホットロッドはまさに若さ故の過ちを犯してしまったのだ。
ラチェットとしてはプライベートならまだしも仕事中に甘えてくるんじゃない!というだけでホットロッドの事はちゃんと恋人だと思っている。だからホットロッドが寝室に忍び込んだ時は驚きはしたものの、そういえば最近仕事にかまけてほったらかしだったなぁと我慢させてばかりの若い恋人に申し訳なさを感じもした。

そんなある意味黒歴史なホットロッド史をこんな時に掘り起こさなくても・・・あの頃は自分も青く、漸くハッチの開け方を知ったばかりの若造だった。その年の頃特有の焦りに押されたとはいえ、今思えばなんて無謀なことを・・・!

『ま、まだ覚えてたのかよ・・・!』

『いやぁ、流石に私も真っ赤にして泣きそうな顔で押し倒された時は吃驚したなぁ』

『だあぁぁぁ!言うなってばもおぉおぉぉぉ!!!』

結局、緊張やら羞恥やらでにっちもさっちもいかなくなったホットロッドを大人の包容力でもって慰めた――変な意味でなく――ラチェットに今までかまってもらえなかった分たっぷり甘え、一線を越えることは出来なかったもののそのまま二人一緒にシーツにくるまって朝を迎えたのだった。

『他にもあるぞ?100年遠征で離れて帰ってきた夜とかべろべろに酔っ払ってそのまま寝室に押し掛けてきた時とか』

『ちょっ!止めろよ止めてってば止めて下さいいぃぃぃ!!!』

『私の同僚に妬いて夜中にシーツに潜り込んでた時もあったな。シーツ膨らんでバレバレなのに』

『あ゛あ゛ぁ゛ぁぁぁぁ!!!も、とっつぁ、とっ・・・ラチェット!!!!』

真っ赤になったホットロッドが面白くてついつい苛めてしまう。こんな青いところも可愛いんだと内心惚気ていたからつい、ホットロッドがいつもの愛称ではなく自分の名前を呼んだのに反応が遅れてしまった。
シーツを跳ね上げ腹の上に跨がったホットロッドに肩を押されてシーツに縫い付けられ、真っ赤になったホットロッドの顔が近付いてくる。


あ、キスされた。と思った頃には口の中でぬるりとした生暖かい何かがラチェットの舌に絡みついていた。

『ふ、んぅ・・・ホト・・ロ・・・』

『っは、俺だって・・・男なんだぞ・・・』

『んぷ・・・ぁ・・・』

文字通り噛み付くようにキスをされ、ぶつかった歯に顔をしかめるもキツく吸い付かれては文句を言う暇もない。
甘噛みにしては強すぎて、絡めても絡めてもほどける舌は技術も何もなく拙い前戯にすら及ばない。それでも、いっぱいいっぱいになりながらも求めてくるホットロッドに、ラチェットは久しくときめかなかったスパークがキュンッと鳴ったのが聞こえた気がした。

『(可愛い・・・)はっ、はぁ・・・ホットロッド・・』

『ぷはっ・・・ラチェットが、っ俺のこと・・・はっ、まだ子供みたいに思って・・・るのは、わかってる・・・でもっ!』

でも、と続けようとしたホットロッドの唇に、不意に人差し指が触れる。ラチェットの口がしぃ、と動く。
子供をたしなめるようなそれだけで若いホットロッドは何も言えなくなってしまうのだ。

ラチェットは狡い。自分はこんなに切羽詰まっているのに、どうしてこんなに余裕なのだろう。
ゆっくりと口角を上げて微笑むラチェットは、いっそ憎らしいほど様になる。
恨めしげなホットロッドの眼差しにクスリと笑みを溢し、ラチェットは大人の余裕でもってホットロッドを迎え入れる。


『おいで』


両手を広げられて、堪らずホットロッドはラチェットの胸にダイブした。




どうやら自分は、この年上の恋人にはどう足掻いても敵いそうにないようだ。


― ― ― ―


急に冷えて人肌恋しくなってきたから妄想で補充(寂)
ラチェ先生は甘やかし上手。
昼はしばき倒してる分、夜は甘やかしてくれる。でもあしらうのも上手いからホットロッド涙目。
多分がっつかれるより泣きながらこられた方が弱い。
スポンサーサイト
Secret
(非公開コメント受付中)

プロフィール

恵理

Author:恵理
好きな子ほど上手く描いてあげれないぶきっちょヘタレですm(_ _)m

ヘタレとツンデレに愛を注ぎつつ語ったり日記書いたりしながらちまちまやっていきたいなぁ・・・(遠い目)

最近の口癖は「ドキッとした」

最新記事
カテゴリ
最新コメント
月別アーカイブ
リンク
カウンタ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。